「じゃらん 元気をもらえるサッカー旅」を買ってみた。

おとといあたりからTL上に「じゃらん」「じゃらん」と目にすることが多かったこともあり、試しに買ってみました。
http://www.recruit.jp/news_data/old/2011/08/20110831_12457/

旅行情報誌「じゃらん」の別冊なので「応援も!グルメも!観光も!」が合言葉。アウェイにはあまり行ったことがない人、スタジアム観戦自体未経験の人向けの内容で、スタジアムグルメなどの「食べ物」情報が一番多いかな。その他、各チームのイケメン選手とその選手が通う店の紹介(これはJ1のみ)やチケットの買い方、オフサイドなどのルール説明まで、入門書としてはかなりよくできていると思いました。

twitterにも書いたけど、これは「Jリーグが持ちかけていた企画」であることが、8/31付の日経のコラムで紹介されています。毎週水曜日に掲載される「フットボールの熱源」という、吉田誠一氏のコラムです。残念ながらWeb上では見られない記事なので、少し引用しておきます。

 Jリーグができてから、日本でもアウェーの試合に出かける文化が生まれた。Jリーグがなかったら訪れていないであろう土地に足を運んだという人も多いだろう。28日にはFC東京のサポーターが約3000人も富山に赴いたという。
 最近はサッカーの試合と合わせて、その土地の観光や食を楽しむ「フットボール・ツーリズム」という言葉が使われるようになっている。そこで国内旅行情報誌「じゃらん」を発行するリクルートは9月1日、サッカーの旅に特化したムック本「元気をもらえるサッカー旅」を売り出す。
 2年前からJリーグが持ちかけていた企画で、各スタジアム周辺の観光・グルメガイドを掲載している。
(2011年8月31日付 日本経済新聞朝刊スポーツ面コラム「フットボールの熱源」より)

ただ、販売地域・場所が限られていることが残念です。ネットでも購入できるらしいけど、本当は本屋さんの「るるぶ」とか置いてあるコーナーに常備してもらって、連休に家族でアウェイ行ってみるからついでに観光も…と考えているようなビギナーさんたちに手に取ってもらわなきゃいけないと思うんですよね。現時点でこれ買ってる人って、自分も含めてこの手の入門書なんかなくてもどこへでも行ける、好奇心が旺盛な人たちばかり。この企画が狙いとしている層には、はっきり言って届いていない。twitter上で同じこと書いている人を何人も見かけましたが、せめてスタジアムで売れるようにして欲しいですね。入門書としてはとても良いと思うからこそ、余計に。

最後に、本題からずれちゃうけど、富山にFC東京サポが3000人という話にはびっくり。ほんとかな?